旅行番組 紹介
・「 笑ってコラえて 」 日本テレビ
『 スペイン支局 企画 』 2013 0501 放送回
スペインにこの番組の支局を作り、スペインの映像を流しています。
カナリア諸島という大西洋の島が、スペインにあります。常春の島で、
青い海と白い砂浜が広がります。
ラス・パルマス港は日本の遠洋マグロの拠点で、
他にシンガポールとホノルルが拠点になっています。
1950年代からマグロ漁の日本船が来るようになり、最盛期の1970年代は
500隻の日本の船が、寄港していました。
現在は120人の日本人が生活しています。
遠い大西洋のマグロを、日本の食卓に並べるために、多くの方が尽力しています。
おいしいマグロを供給してくれて、ありがとうございます。
・「 にじいろジーン 」 フジテレビ
『 モナコ 特集 』 2013 0501 放送回
イタリア・フランス国境のそばに、モナコ公国があります。
女優のグレース・ケリーがレーニエ3世と結婚したことで、有名です。
コンダミーヌ・マーケットでは、食事が楽しめ、モナコ風クレープが売られています。
塩味のソッカという商品で、あっさりしていて、ふわふわしています。
評判のレストラン、ミラズールは、ミシュランで、一つ星を獲り、
シェフは「モナコには、新鮮な魚と山の美味しい野菜がある。」と力説し、
「モナコの恵みをさらに美味しくさせたい」と言います。
豚ばら肉のコンフィは、白い皿にきれいな盛り付けをし、やわらかい素材を
スパイスを利かせ、お客さんを喜ばせます。
フランス料理や、イタリア料理は有名ですが、モナコにも腕が立つ料理人がいて、
世界の広さを感じます。
・「 美の巨人たち 」 テレビ東京
『 天国の門 ギベルティ 作 』 2013 0504 放送回
イタリア・フィレンツェが今回の舞台です。
ルネサンスといえば、ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」やミケランジェロの「ピエタ」が有名です。
赤い瓦の家々に大聖堂が並び、歴史の風格のある町になっています。
ルネサンスは神中心の芸術から、人間主体の芸術への転換でした。
多くの芸術家が腕を競い、良質の作品が生まれました。
サンタマリア・デル・フィオーレ大聖堂の向かいに、サン・ジョバンニ洗礼堂があります。
東側の扉が、「天国の門」ですが、現在は博物館にあります。
1452年作のロレンツォ・ギベルティのこの作品が今回の主役です。
旧約聖書の物語がブロンズのパネル10枚で構成され、高さは5メートル。
アダムとイヴの物語を美しく、作品に表し、芸術の発展に貢献しました。
ギベルティはフィレンツェの金細工師の家に生まれ、修行の後、
1401年、洗礼堂の扉の作品が使われ、その後、「天国の門」の制作を依頼されました。
「天国の門」は「アダムとイヴ」、「カインとアベル」、「ノア」、「アブラハム」、
「ヤコブとエサウ」、「ヨセフ」、「モーゼ」、「ヨシュア」、「サウルとダビデ」、「ソロモンとシバ女王」の
10枚で構成されます。
「天国の門」は丁寧に修復され、500年以上の年月を経て、現在にもその姿があり、
ギベルティの丹念な制作の姿勢が残されています。時がたっても、残された芸術から
昔の時代背景がわかり、この番組のように芸術の作品として取り上げられています。
・「 世界 ふしぎ 発見 」 TBS
『 コロンビア 特集 』 2014 0510 放送回
コロンビアの名物はコーヒーとカーネーションが代表的です。
海外にコーヒーやカーネーションが輸出され、コロンビアの産品が海外で使わています。
コーヒーの好きな人にはつながりがある国です。
大量に黄金がある国で、川の砂金が黄金の原料となっています。
現在でも地中から黄金の原料が出ることが多々あり、他国にはない特色になっています。
グアダビーコ湖には、まだ多くの金が眠っており、立ち入り禁止になっており、
国を挙げて、金を守っているのが当地の情勢です。
コロンビアには遺跡があり、多くの工芸品が出土しました。
先住民の生活のそばの生物が題材になっており、数々の動物を模した
工芸品が埋められています。プレコ(ナマズ)に似ている工芸品が
出ていて川魚が多い地域の実情が表れています。
南米最大級の遺跡からは
石像は人をかたどった物が多く発見され、墓地を守るために
多くの石像が彫られました。アマゾン川流域の人々の好みが表れ、
動物を好む人々の心情が残されています。
コロンビアの大晦日の習わしは鞄を持って
夜に人々がスーツケースを押して、自宅の周りを歩くことです。
新しい年が豊かになるように、大きい鞄を持って、年越しを
迎えます。家から遠いところを歩くほど旅行ができるというそうです。